とある内科医の病棟マニュアル

とある内科医の病棟マニュアル

呼吸器内科医が日常診療の考え方を綴る備忘録

薬剤まとめ

電解質補正薬

高Na血症 ①不足水分量の評価 ②Na補正速度 低Na血症 意識障害や痙攣がある、Naが非常に低い(120未満) 通常の低Naの補正 低K血症 緊急性が高い場合 そこまで緊急性が高くない場合 高K血症 K≧6.0mEq/Lの場合 K<6.0mEq/Lの場合 GI療法のやり方 高Ca血症 ①脱水…

下痢の対症療法

整腸剤 止痢薬 整腸剤 ラックビー、ミヤBM 3包分3 毎食後 ビオフェルミンR 3錠分3 毎食後 Rなので抗生剤使用中も使える! 止痢薬 感染性下痢を否定した上で止痢薬を使用 ロペミン1mg 1回1~2CP 1日1~2回 タンニン酸アルブミン 1回1g 1日3回 TKIやイリノテカン…

降圧薬

降圧薬の「ABCD」 降圧薬のおおまかな選択基準 ①基礎疾患のない人 ②高血圧緊急症 ③狭心症 ④糖尿病、腎機能障害(Cre<2.0mg/dl) ⑤慢性心不全 ⑥食塩感受性高血圧、夜間高血圧、骨粗鬆症 ⑦前立腺肥大症 各降圧薬の使い分け Caブロッカー ACE-I/ARB サイアザイ…

去痰薬

慢性期の粘稠度の高い痰(キレの悪い痰)を出しやすくする薬 ビソルボン ムコソルバン 痰の量を減らす薬 カルボシステイン クリアナール 急性期のキレが悪い喀痰 ムコフィリン その他 清肺湯 ★ムコダイン・ムコソルバン・ムコフィリンを覚えれば十分です! …

利尿薬

ループ利尿薬 静注 持続注射 内服 副作用 カリウム保持性利尿薬 静注 内服 サイアザイド利尿薬 内服 副作用 炭酸脱水素酵素阻害剤 静注 V2受容体拮抗薬 内服 副作用 利尿剤の調節 ループ利尿薬 静注 フロセミド(20mg/A) 0.5A~1Aをiv(最大投与量は40~80㎎/…

気管挿管時に使用する薬剤

鎮静 鎮痛 筋弛緩薬 昇圧剤 鎮静 ・プロポフォール(10㎎/ml) 原液で1~2mg/kgをIV。血圧低下に注意する。 低用量:0.6~1.0mg/kgをIV。 ex) 体重50㎏で5~10ml IV、低用量では3~5ml IV ・ミダゾラム(10㎎/2ml) ミダゾラム1Aを生食8mlに溶かして使用(1㎎/…

便秘薬

①便を軟らかくする薬 ②大腸刺激性下剤(腸管蠕動促進薬) ③直腸刺激性下剤(座薬・浣腸) ④非刺激性と刺激性の両方の作用を持つもの ⑤その他の腸管蠕動促進薬 ⑥オピオイド誘発性便秘症治療薬 下剤の使い方 第一選択は① 腸蠕動の低下が強い場合 排便困難感や…

ワーファリン・ヘパリン・DOACの使い方

一般向けワーファリンノモグラム(入院) 高齢者, 腎機能低下症例のワーファリンノモグラム(入院) 外来患者用ワーファリンノモグラム ヘパリンノモグラム 抗凝固薬の使い分け イグザレルト(リバーロキサバン) エリキュース(アピキサバン) ダビガトラン…