とある内科医の病棟マニュアル

とある内科医の病棟マニュアル

呼吸器内科医が日常診療の考え方を綴る備忘録

リンパ節腫脹

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鑑別

CHICAGOで鑑別

 

検査

血液内科コンサルト

リンパ節エコー

✅悪性腫瘍・リンパ腫が疑わしい場合は全身造影CTPET-CT(またはガリウムシンチ)

リンパ節生検(悪性所見がある場合、4週間の経過観察で増大傾向がある場合)

✅血算(目視)、生化、凝固、TP、Alb、蛋白分画(M蛋白の評価)、可溶性IL-2R、IgG(高値であればIgG4)、IgA、IgMHTLV-1抗体(陽性ならWB法またはLIA法で確認)

感染症の検査:VCA-IgM、VCA-IgG、EBNA、EBV-DNA、QFT、MAC抗体、C7-HRP。

必要に応じてHHV-6 IgM/IgG(疑わしい場合はDNA評価)、HIV抗体(陽性ならWB法)

刺噛症がある場合は、ツツガムシ抗体(IgM、IgGペア血清)、ネコひっかき病抗体。

皮疹がある場合は、麻疹IgM, IgG、風疹HI、水痘ウイルスIgM/IgG、ムンプスIgM/IgG。

被疑薬の変更・中止(MTX、タクロリムス、アロプリノール、アテノロール、カプトプリル、ヒドララジン、カルバマゼピン、フェニトイン、イソニアジド、金製剤等)

膠原病の検査:尿定性・沈渣、抗核抗体(160倍以上の場合は染色型に応じて抗体を提出)、IgG、IgA、IgM、RF、抗CCP抗体、ds-DNA、SS-A、SS-B、フェリチン、MPO-ANCA、PR3-ANCA、抗ARS抗体、ACE、クリオグロブリン膠原病内科コンサルトも検討。

✅リンパ増殖性疾患の検査:免疫グロブリン、IgG4、可溶性IL-2R、RF、抗核抗体、SS-A、SS-B、ANCA、HIV、EBVの検査(VCA-IgM/IgG、EBNA、EBV-DNA、組織のEBER染色)、血清M蛋白の評価(血清蛋白分画 ⇒ Mピークあれば血清FLC、血液・尿の免疫固定法、尿中BJP、骨髄穿刺)、造影CTPET-CTやガリウムシンチリンパ節生検や節外病変の生検IgG4関連疾患やシェーグレン疑いなら口唇生検、必要に応じて骨髄穿刺

キャッスルマン病疑いの場合:血清VEGF、血清IL-6、HHV-8の検査(HHV-8 DNA定量・組織のLANA-1染色)、EBウイルスの検査(VCA-IgM、VCA-IgG、EBNA、EBV-DNA、組織のEBER染色)を提出。

 

 

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